1.ねらい
第2時 〔男の子・女の子〕
2.学習の流れ
3.反省
男女の違いは性器と出産の有無だけであることに気づかせ,男女の別
なく仲良く助け合って生活しようとする気持ちを持たせる。
◇男女の体の違いについて話し合う。
〜性器の違い,出産できるかどうかの違い。
◇男は《 》女は《 》に続く言葉を思いつくまま発表する。
1時間の授業内容としては盛りだくさんだった。アンケート結果をたくさん提示
したがもう少し焦点を絞って話し合いをさせれば良かったと反省している。
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4.子どもの感想
◆今まで女の子の仕事だと思っていたことを男がやってもいいと思いました。
男の子と女の子が仲良くするためには,助け合うことが大事だと思います。
けんかをしないためには,お互いに優しくすればいいのですね。
◇アンケートの結果について話し合う。
〜得意なこと・好み・性格などは男女で区別されるわけではなくあくまで
も個人的な事であることに気づかせる。
◇社会や家庭での男女のあり方について話し合う。職業も男女で決められている
わけではない。従って誰でも好きな職業を選ぶことができる。そのためには
家庭において家事を皆で分担し協力し合うことが大切であることに気づかせる。
◆アンケートで男の子が「料理や洗濯は女の仕事だ」と決めつけていたけど私は
違うと思います。だって私の家では夜ご飯はいつもお父さんが作るからです。
お父さんのはおいしいし,お父さんは洗濯も上手です。
この授業は参観日に行ったのだが,ある男の子が「男は強いけど中には弱い子も
いる。でも,大事なのは強いか弱いかじゃなくて優しいかどうかだ。
◆男の子・女の子と決めないで,男がピンク色を着たっていいし,女が緑色を選
んでもいいのです。仕事も男女関係ありません。
男だからどうとか,女だからどうとか,決めつけないでおこうと思います。
◆僕は今日の勉強で,男も女もどっちも一緒だなあと思いました。違うのは,
女の子は赤ちゃんを生むけど男の子は生まない,それだけです。
とてもおもしろい勉強でした。
◇男女が仲の良い学級にするには,どうすればよいか話し合う。
〜お互いに認め合い助け合うことが大切だと気づかせる。
しかし,アンケートの結果について話し合っているときは,男女とも意見がたく
さん出て,かなり白熱した状態となった。
優しいことが一番大事」と発言したときに参観の保護者から思わず拍手が出た。
こういう素直な考えを持つ子が素直に成長できる世の中であって欲しいと思った。