子どもたちが家庭生活を見つめ,自分の役割を自覚し積極的にかかわって
いこうとする意欲を持たせるために まず自分の家庭生活を見つめさせること
から始めたい。普段何気なくされている家事に注目させ,その中で「すごい
なあ」「上手だなあ」と感動する機会を多くもたせるようにする。
3.指導に当たって
4.指導計画(9時間配当)
『第1次』おしごとめいじんをさがせ(2時間+家庭での実践)
・オリエンテーション (1時間)家庭での実践〜1週間
・めいじんを見つけたよ(1時間)
2/4
『第2次』めいじんに みならおう (家庭での実践)
家庭での実践〜1週間
(次のページへ続く)
しかし,これらはすべて教師の目の届かない家庭での実践となる。しかも
ある程度の期間が必要である。そこで,学年だよりを通して活動のねらいや
方法・計画を保護者に知らせ理解や協力をお願いしていきたい。
また「やった」「明日はもっと頑張ろう」「今度はこうやってみようかな」
という気持ちを持たせるためには細やかな教師の支援や評価が必要だと思う。
『第4次』おしごとめいじんはっぴょうかい(5時間)
・発表のための準備をしよう (3時間)
・おしごとめいじん発表会 (2時間)
次に自分で興味を持った仕事にチャレンジさせ,その中から「続けてやって
みよう」「もっと上手になりたい」と思う仕事を絞っていく。
こまめに実践カードに目を通したり子どもとの対話の時間を増やし仕事
の様子を聞き出したりしながら,賞賛や励ましをしていきたい。
またこの時期に,道徳の授業で基本的な生活習慣の項目を取り上げ「自分
のことは自分でする」ことの大切さを心情的に感じ取らせるようにしたい。
そして実際に何日か継続してその仕事を続けさせることにより,仕事に対す
る工夫が生まれたり,誉められて自信を持ったりするようになると思われる。
『第3次』めざせ おしごとめいじん(家庭での実践)
家庭での実践〜10日間
『第5次』なんでもめいじんはっぴょうかい(2時間)
・仕事以外のめいじんを紹介しよう