3年生の学習内容は「毎日の生活と健康」である。子どもたちにとっては初めて
の保健学習となるため,「健康ってなんだろう」という身近な問題提起から取り
組み,それを健康をテーマとした総合的な学習の時間への導入として位置付けた。
【深める】総合的な学習の時間の活動
「健康」であるために必要な4つの柱について,同じ興味・関心を持つ児童同士
でグループ活動を行った。そして,総合的な学習の時間で学習活動を深めた。
健康教育 授業の実際
YU先生の小学校教育実践
健康教育に関する実践!
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【生かす】 学級活動の時間
健康であるための4つの柱
児童は前時のグループ発表で「食事」の必要性を学習した。この学級活動では
最も身近な自分の食生活を見直し,栄養のバランスのよい食事をとろうとする
意欲を持たせ,実践化へとつなげたい。
児童は健康は「運動」「睡眠・休養」「食事」「排便」の4つの柱から成り立って
いることを話し合いの中で学んでいった。
調べ学習では本やインターネットを利用したり先生方へインタビューして情報を
収集した。また保護者や先生方,級友にアンケートで実態調査を行ったりもした。
最終的なまとめとして,保健学習において,毎日を健康に過ごすことができる
よう4つの柱が調和した生活を続けるために身近にチャレンジできることを話
し合った。そして学習を実践化へとつなげた。その際個人の目標にはいろいろ
あり,友達のよさを認め合いながら達成しようとする意欲を持たせた。
「健康」であるためにはそれらの柱がどのように関係しているかという課題意識
を持ち主体的に調べていこうとする意欲を持たせ総合的な学習の時間での
「健康バンザイ!!」へつなげていった。
そこではテーマについてのブレインストーミングを行い,さまざまな視点からの
疑問や不思議を見つけた。そしてそれらを課題として調べ学習に取り組んだ。
そして,グループで調べたことをまとめて壁新聞や劇,クイズ形式で発表し伝え
合った。このことにより健康であるための4つの柱それぞれの必要性をより深く
認識することができた。