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		(3)で養護教諭にTTとして入ってもらい,医学的な研究結果を基に脳への悪影響
		を話してもらったので,子どもたちは真剣に耳を傾けていた。
	
	
		4.子どもたちの感想
	
	
		◆ごはんを食べる時はテレビを見ずに,家族でしゃべりながら食べ
		 ようと思いました。計算や読書は脳を使うからいいと思います。
	
	
		この後テレビやゲームの時間を考えて「休日の生活表」を立てさせた。金曜日には
		それを持って帰らせ,実際にどのように過ごしたかを記録させた。
	
	
		(2)のテレビやゲームについて,子どもたちからは,
		『良い点』  ◆情報が分かる ◆おもしろい ◆暇なとき遊べる
		       ◆準備が少なくて簡単に遊べる。
	
	
	
		◆ゲームをすると脳に影響するのでゲームは控えめにしようと思う。
		 テレビを見終わったら,そのあとはゲームをしないようにします。
	
	
		
		
		
		
	
	
		
		
		
		
	
	
		子どもたちが心の底から「テレビばっかり見ていると大変なことになるぞ」
		「ゲ-ムをし過ぎていてはダメになる」と思わないと効果が表れないと思ったから
	
	
		◆前頭葉は人間らしい部分だからゲームがしたかったら計画を立て
		 るようにしたい。考えることを多くし脳をきたえたい。これから
		 は友達と遊ぶときはゲームをしないで外で遊ぼうと思う。   
	
	
		◆1日にテレビを見ている時間が4時間30分なので,少し減らし
		 てそのぶん本を読もうかなと思いました。家の人の手伝いもした
		 方がいいかなと思いました。
	
	
		◆私はいつもテレビを見ていたので目も悪くなったし,脳も悪くなるので気をつけ
		 たいです。外で元気いっぱい遊んで健康になりたいです。それと余った時間は,
		 読書をしようと思います。マンガよりは小説を読んだ方が脳にはいいと思います。
	
	
		◆僕は今日の話を聞いてゲームをしていると脳が働かないと言っていたからゲーム
		 をあまりしないで外で遊んだり読書をしたりしようと思いました。
	
	
		『良くない点』◆目が悪くなる ◆生活がダラダラする
		       ◆殺人の場面とかが出てきてよくない 等が出てきた。
	
	
		「テレビやゲームと脳との関係」はまだ十分に解明されてはおらず今後の研究結果
		を待たなければならないが,今の段階で多くの学者や医者が警鐘を鳴らしている
		のでそれを紹介した。
	
	
		前に8時間ゲームをしていた子どもはその記録では3時間に減り,あとはバドミン
		トンをして遊んだり公民館へ行ったりして過ごしていた。少しでも改善点が見られ
		て良かったと思う。今後も時々話題にしていきたい。
	
	
		 本当はゲームが好きなのでやめたくはありません。でも,やりすぎら僕の脳は
		 おかしくなるかもしれないからこれからは時間を決めて生活していきたいです。
	
	
		である。いずれにせよ,こんなに長い時間画面を見続けて他のことを何もしないと
		いう生活は子どもたちの心身の発達に良いはずがない。この授業を通して少しでも
		生活を改善しようという気持ちが起きたことは喜ばしいことである。