(小学校6年)
3. 算数パワーアップ「体積」6年
(1)『関心・意欲・態度』
単位となる大きさのいくつ分として,ものの大きさを数値化
することの良さがわかり,進んでこれを活用しようとする。
(1)量感を養うために
楽しく分かる授業になるように,本単元ではできるだけ操作活動を取り入れ実感
・体得できるようにしたい。
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■ ねらい
■ 指導計画
■「楽しく分かる授業」にするための工夫
(関連)
(3)『表現・処理』
直方体や立方体の体積を求めることができる。
(2)個に応じた学習の工夫
一人ひとりの子どもが「わかった」「問題が解けた」という達成感・満足感が得
られるよう授業後半の反復練習の場面では「じっくり・ばっちり・どんどん」の
3つのコースを設け自分でどのコースの問題を解くか選択できるようにしたい。
「じっくりコース」は例題と同レベルの問題にし繰り返し反復させることにより
基礎基本の定着を図りたい。「ばっちりコース」は,やや発展的な問題も加え,
より基礎の充実を図っていく。
(2)『数学的な考え方』
直方体や立方体の体積公式を考え出したりこれを活用して簡
単な複合立体の体積の求め方を工夫したりすることができる。
(4)『知識・理解』
体積の意味がわかり,単位 (p3,m3 )を知る。
最後の「どんどんコース」は難易度の高い発展的な課題を多く取り入れ,理解力
の高い子どもも知的満足感が得られるようにしていく。
例えば,1p3 の立方体を積み重ねて立体を作ったり,1m3 の枠を作ってその
中に入ったり,1000p3 の箱を工作用紙で作ったりして,具体的な操作の中
で体積の量感を養っていきたい。