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1.自力で考える時間を保障する。
例題を参考に,まずは自分の力でじっくりと問題に取り組ませ
たい。このときは机間巡視し子どもたちの理解度を調べて回り
前半の内容が理解されていない子どもに対しては助言していく。
コースごとに集まり,自分の考えを出し合う。その時には自分の考えを絵や
式できちんと表現できるようにする。お互いに教え合ったり質問し合ったり
してより考えを深めていけるようにしたい。支援は「じっくりコース」を
重点的にし,1時間の目標がどの子にも習得できるようにする。
■ 児童の感想より
◆きょうは「じっくりコース」にしました。みんなと一緒にやった問題とほとんど
同じだったので,やり方は分かりました。全部できました。嬉しかったです。
◆じっくりコース〜基礎・基本の問題
◆ばっちりコース〜やや発展的な問題、基礎の充実
◆どんどんコース〜難易度の高い発展的な問題
■ コース別プリントの例と人数
2.コースごとに教え合う時間を設定する。
◆複雑な形の体積を求める問題は,本当に複雑で難しかったです。友達が1つの式
で求めるやり方を考え出したので,すごいなあと思いました。
◆わたしは初めの問題がよく分かったので,いつもは「ばっちりコース」なんだけ
どきょうは「どんどんコース」にチャレンジしました。そしたらやっぱり難しか
ったです。でも,友達が図にかいて説明してくれたので,よくわかりました。
◆きょうは複雑な形の体積を求めました。図形によって縦に補助線を引いた方が簡
単な場合もあるし,空いているところをあることにして後で引く方法が良い場合
もあるんだなあと思いました。
◆「ばっちりコース」をしました。小数点がついた計算だったので式はあっていた
のに計算が間違えてしまい悔しかったです。でも,友達と答え合わせをするとき
はワクワクしました。
この反復練習の時には