セキュリティを施さない無線LANは､ただ乗りのみならず､通信データ
の漏洩や 犯罪の踏み台にまで利用されてしまう可能性があります｡
｢接続機器の制限｣ と､｢通信データの暗号化｣ を理解しましょう｡
厳密に言えば 子機側 PC の無線LANアダプター固有の MACアドレスを､無線ルータ
／アクセスポイント（親機）に登録して､それ以外の通信を受け付けないように制限する
機能のことです。
セキュリティのおはなし
■無線ルータの設定
次はもうひとつのセキュリティ対策として
では 無線LANアダプターの MACアドレス はどうやって確認するの
でしょうか？MACアドレス は 12桁構成で 前の 6桁が製造メーカー
を表し、後の桁はメーカーが割り当てた番号です。
MACアドレス とは Media Access Control Address の略称で マック
アドレス と読みます。何か難しそうですが、実際はチョー簡単です。
【MACアドレスの確認】
１．MACアドレスフィルタリング
このサイトの例で言えば LaVie M は無線LANアダプターがパソコン本体に内蔵されて
いますが、内蔵の無線LANアダプター毎に固有の MACアドレス が決められています。
尚、MACアドレス は自由に決めるものではなく､ネットワーク機器を製造したメーカー
の責任で固有に割り当てられています。構成は 12桁で､前の 6桁が製造メーカーを
表し、後の 6桁はメーカーが独自に割り当てた番号になっています。
ただ、MACアドレスフィルタリング を設定しても本格的な侵入者に対しては 100% 安全
とは言い切れません。無線LANの通信データは､MACアドレスを暗号化無しでヘッダー
部分に収録しているので 通信を傍受し､解読することも技術的には可能だからです。
なので、製品のどこかには必ず次のように表記されています。
『 MACアドレス ： ＸＸ-ＸＸ-ＸＸ-ＸＸ-ＸＸ-ＸＸ 』
しかし､無線LANアダプター内蔵 のパソコン の場合は 表記を確認
することは困難なので､｢ネットワーク接続の詳細｣ 画面や getmac
コマンド、ipconfig コマンド 等を使って確認しましょう｡
MACアドレスフィルタリングは､『無線アクセスポイントに接続できる PC等を限定する』
という意味です。 本格的な侵入者に対しては効果が無い側面もありますが、一般的
には有効な手段と言えます。
又 単体で購入した USB 接続無線LANアダプター GW-US54GXS や CG-WLUSBNM
にも もちろん固有の MACアドレス が割り当てられています。
