■祖父母からの聞き取りをもとに今から70年ぐらい前の子ども
たちの生活の様子を調べ,今の自分たちの生活と比べることが
できる。
1 単元名
2 ねらい
3 経過【その1】…インタビュー大作戦
直接おじいちゃんやおばあちゃんから話を聞くためにインタビューに出かけた。
情報を得るためには,自分から出向く経験も必要だと考えたからである。
《YU先生のゲストティーチャー!3》
つづいて「ゲストティーチャーを招いての授業実践 第3弾」
をご紹介しましょう。
(次のページへ続く)
-- おじいちゃん・おばあちゃんの
子どもの頃に戻ってみよう --
経過【その2】…チャレンジ体験
次は,ゲストティーチャーとして1・2年の祖父母の皆さんに学校に来て頂く
ことにした。全家庭に「来校できるかどうか」「何について教えてもらえるか」
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タイムスリップ(1・2年)
挨拶をしたあと,子どもたちは2人1組になってインタビューを開始した。
初めは恥ずかしがっていた子も終始笑顔で応対してくださるお年寄りを見て,
緊張も解けたのか楽しそうに次々と質問をしていた。
しかし,当日はあいにくの曇り空。雨も心配される。そこで安全を考え1つの
班だけ近くのお年寄りの家を訪問し,あとの班は町の老人保養施設へ向かった。
そこでは老人会の方たちが,25人ぐらい集まっておられた。
中にはお手玉を出してきて,お年寄りと一緒に遊び始めたグループもあった。
どの方も非常に協力的で,目的が十分達せられ,行って良かったなと思った。
このような体験は,今後もいろいろな場面で取り入れていきたいものである。
■ 昔の学校の様子
〜 昔の授業の様子・昔の先生のこと・鉛筆の削り方など
■ 昔の遊びの様子
〜 パッシン(めんこ)・チューブ跳び・お手玉・竹馬 など
■ 昔のくらしの様子
〜 電化製品がなかった頃の洗濯の仕方・昔の食べ物(すいとん作り)
初めの計画では,だいたい3つぐらいの方向に分かれて出かけ,出会ったお年寄
りの方から話を聞くつもりであった。
のアンケートをとったところ26名もの祖父母が集まってくれることになった。
そこで,祖父母と子どもたちの希望を調整し大きくグループ分けをした。