3.作戦C「前かな,後ろかな」のやり方
(1) と (2) は作戦Aと同じ。
(3) 各場面をバラバラにしたカードを配る。 場面の数と子どもの
人数が合っていなかったら数人で1グループを作らせると良い。
■『YU先生のおすすめ絵本!』
・「にじいろのさかな」マーカス・フィスター作(ノルドズッド・ジャパン)
・「どうぞのいす」香山美子作(ひさかたチャイルド)
・「にじいろのしまうま」こやま峰子作(金の星社)
・「11ぴきのねことあほうどり」馬場のぼる作(こぐま社)
・「むしたちのうんどうかい」得田久之作(童心社)
・「なきむしぼうや」エルサ・ベスコフ作(徳間書店)
それでは最後に,YU先生がおすすめする絵本のタイトルをご紹介しておきますね。
小学校1年生のお子さまをもつ,お父さん,お母さん!ご参考に!
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カードを持っている子だけに考えさせるのではなく,学級全体に問いかけ,
みんなで物語を作り上げていくようにするとよい。
(4) まず一組のカードを示し,次の組のカードが前の場面だったら
前に,後ろの場面だったら後ろに並んでいき,最終的に前から
後ろに物語が進むようにする。
場所がはっきりしない場合は一時保留にしておき,あとから訂正しても良い
ことにする。 読むときの集中力を鍛え,物語の順序を考えながら読む力を
つける訓練になると思う。
(5) 本物の絵本を見て,順番が合っているか確かめる。