Windows 10 でのファイル共有は、従来のワークグループでの
「フォルダーの共有」 はもちろん可能ですが、パスワード認証を
行う 「ホームグループでの共有」 が可能です。
■ ホームグループでの共有
近距離共有とは
ユーザー毎のアクセス制御
ホームグループを作成した以外の PC はホームグループの存在
を認識し、上記 1のバスワードを入力するだけで参加できます。
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ホームグループ作成ウィザードで設定すると、ピクチャ等の 「ユーザーフォルダー」
ライブラリ とプリンターの選択が可能となっています。任意のフォルダーをホーム
グループに加えたい場合は、次のいずれかの方法で行いましょう。
2.ホームグループへの参加
《 ホームグループによる共有の手順 》
コントロールパネルから 「ホームグループ」を選ぶと作成ウィザードが起動する
ので、共有したいライブラリ/プリンターを選択します。すると、自動生成された
パスワードが表示されるのでメモしておきましょう。
◇ ホームグループに加える 任意のフォルダーの右クリック
  メニューから 「共有」→ホームグループ(読み取り) 又は、
  ホームグループ(読み取り/書き込み)のいずれかを選ぶ。
1.ホームグループの作成
共有しているライブラリは、「ホームグループ」 の下に表示されます。
3.任意のフォルダを追加する
エクスプローラ で「ホームグループ」を選択。ホームグループへの参加
ウィザードが起動するので、共有するライブラリ、プリンターを選び、
「今すぐ参加」ボタンを押してください。
4.ホームグループのユーザーアカウント
ホームグループによる共有は、ログオンユーザーのユーザー名、アクセス制御、
ワークグループ の設定とは無関係です。
【ひとこと】 アカウントの変更
共有フォルダーへは HomeGroupUser$ のアカウントでアクセスされます。ワークグループ
の共有フォルダーにアクセスできない時は、アカウントの変更をしましょう。
Windows 10 図説
Windows 10 図説
Windows 10 図説
Windows 10 図説
5.ホームグループ共有後の設定変更・参加終了
ホームグループの設定後に設定内容を変更・訂正したり、参加を止める場合の図説です。
Windows 10 図説
** Windows 10 v1803 でホームグループは廃止されました **
この機能を使用するには、同一ネットワークを構成するパソコンが全て Windows 7
以降でなければなりません。従ってそれ以前の PC とファイル共有、プリンター共有
を行う場合は 従来の ワークグループ での共有手順によります。
ホームグループは 1つのホームネットワークに 1つだけ作成できます。
ユーザーアカウント 「ホームグループ(HomeGroupUser$)」 が自動的に生成され、
パスワード認証は ホームグループ作成時に自動生成されたものを使用します。
◇ ピクチャ等 ライブラリの項目の右クリックメニューから
  プロパティを選び、「フォルダーの追加」 をする。