日頃食べている食品の中に含まれている着色料が,天然の物か
合成の物か調べることにより,食品添加物への意識を高める。
1.ねらい
2.活動の様子
《その6〜食品添加物(着色料)について調べよう》
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『活動1』お菓子などの空き袋を持ち寄り中に含まれて
いる食品添加物を書き出す。
【実験の方法】
(1) 調べたい物を細かくする。
(2) ナベに,水と酢を5:1の割合で混ぜ合わせる。
(3) その中に,(1)を入れる。
子どもたちが家から持ち寄った食品の他に,「メロンソーダ・どぎつい赤色を
した辛子明太子 や 梅干し・鮮やかな黄色のたくあん・赤色のウィンナー」等
も 調べてみました。
見た目にはそれ程色が変わらない梅干しが,家から持ってきた物は水洗いした
らほとんど白色に戻ったのに対し,市販の梅干しはきれいなピンク色に変わっ
てしまったことに,とても驚いていました。
ほかにも色のきれいなお菓子などを興味深そうに調べていました。
また着色料以外の食品添加物についても学習しました。
保存料・発光剤・酸化防止剤など たくさんの食品添加物が使われていますが,
添加物の原料が石油だという話には,皆ビックリしていました。
(4) 毛100%の白い毛糸を入れて10分程度煮立てる。
(5) 毛糸を取り出して,水洗いする。
天然の場合……色が落ちて元の白色に戻る。
合成の場合……水洗いしても色が落ちずそのまま付いている。
『活動2』それぞれどんな働きがあるのか,図書室の本
やパソコンで調べる。
『活動3』着色料を調べる実験をする。