物理的にLAN の構成ができたとしても PC 間で 「ファイル共有」 をしたい という
場合は 「ネットワーク共有フォルダー」 の作成をしなければなりません。
LAN本来の目的でもあるファイル共有をするための 「共有フォルダーの設定」 と
共有フォルダーをつくる (ネットワーク共有)
1.共有フォルダーの作成
では実際に ネットワーク共有フォルダー を作成しましょう。設定の
方法は Windows のバージョンを問わず考え方はほとんど同じです。
これも「かんたん」でしたね。では次のページの
です。
に進んでください。
《 11/10/8.1/7 》
《 Windows XP 》
(3) 「ネットワーク上でこのフォルダーを共有する」 を選びます。
(4) 「ネットワークユーザによるファイルの変更を許可する」 は
必要に応じて選んでください。
(3) 「特定のユーザー」 を選ぶと 「共有ウィザード」 が起動します。
(4) 登録されているユーザー名が一覧表示されるので新たに共有を行うユーザー
を ▼ で選び、「追加」 ボタンを押すと、ユーザー名が追加表示されます。
【ひとこと】この例は家庭内LANが前提なので、ログオン時のユーザ認証は行わない設定です。
◆ Windows XP Professional の場合は、フォルダオプションの既定値の、
これでは何もかも筒抜けになってしまいます。セキュリティも何もあったものではない
し、LAN 内に外部から侵入されてしまった場合にはとんでもないことになります。
(1) PC かエクスプローラーで、共有させたいフォルダーのアイコン
の右クリックメニューを表示する。
ここまで上手く進みましたか?続いて実際に設定を行いましょう。
■ ファイル共有
を参照してください。
◆ Windows 11/10/8.1/7 は
尚 アクセス制御を行う場合は、
(2) 「アクセスを許可する」→「特定のユーザー」 の順で選ぶ
Windows 10 では v1709 以前は 「共有」→「特定のユーザー」
ですが、v1803 以降は 「アクセスを許可する」 を選びます。
(5) ここでは全てのユーザーがパスワード無しでアクセスできる設定にしてみます。
Everyone アカウントを選んでください。
(6) 追加表示を確認したら、下方の 「共有」 ボタンを押してください。
「共有フォルダー」 という言い方をしましたが、共有は ドライブ全体にも設定する
ことができます。 例えば Dドライブ全体を共有することもできますが、そうすると
同じ LAN 内の他の PC からも Dドライブ全体が見えてしまうことになります。
なので通常は ドライブ全体を共有する という設定は DVDドライブ等の光系ドライブ
を指定します。 又 こうすることによって、DVD ドライブがついてない ノート PC でも
LAN 内のパソコンの DVD ドライブを使うことが可能になります。