さあ! もうこれで子機側の PC でも 無線でインターネット ができますね!でも
これだけで満足? ここまで来たら、LAN 本来の目的とも言える 「ファイル共有・
プリンター共有」をやらない手はありません。一度設定さえすれば後は楽々です!
○ 無線LANアダプターの接続設定
に挑戦しましょう!
WEP や WPA2・WPA 「通信データの暗号化」 は、無線ルータ/アクセスポイント
で設定した 「暗号化キー」 と同じ値 (パスフレーズまたは 16進値) を設定します。
無線ルータ/アクセスポイント(親機) を介しインターネットに接続するのが目的
なので、モードを選ぶ設定は 「インフラストラクチャー・モード」 にしてください。
■ SSID (ESS-ID) が複数自動検索された場合
Windows は 接続可能な接続先 (SSID) を自動的に検索し一覧表示します。
複数の 接続先 (SSID) が検索された場合に、正しく接続を実行する対策として
代表的な操作をあげておきます。
◇ Wi-Fi ネットワークの優先順位
◇ 接続先の切り替え
SSID の 接続優先順位 の考え方や、「優先順位を変更」する場合の図説です。
尚、一旦接続したけれど不要となった SSID は削除しましょう。
無線LANの接続先 (SSID) を他の接続先に切り替える場合の図説です。
無線親機と接続ができたら、すぐに子機 PC でも無線でインターネットができます!
これは快適ですね! 子機 PC でのインターネットは、親機側 PC の電源が入って
いなくても全然構いません。無線ルータ/アクセスポイント(親機) の電源さえオン
になっていればノープロブレムです!
無線ルータ/アクセスポイント(親機) で任意に決めた値と同じ ID にします。
ただ、ネットワークがブロードキャストを行っている (ESS-ID ステルスではない)
場合は、Windows が SSID を検索し、自動的に取り込んでくれます。
初めて無線LAN を組む場合は無事に無線で接続できたことを確認してからでも
遅くはないので先ず無線で接続することを優先し、通信データの暗号化はその後
に設定すると 「接続出来ない」 等のトラブル時には原因の切り分けができます。
「アドホック・モード」 は親機を介さずパソコン相互でネットワークを構成する場合
です。( ピアツーピア接続/P2P )